移住先で住宅ローンを組みたい！転職前後にできること

はい、所長です！

所長は移住先で、海が見える家に住むことが目標。

なので家を買うための、住宅ローンが必須なんですよね。

でも、移住は転職を伴うので、住宅ローンが組めるのか？

ここが移住の一番のネックでした。

これらの疑問に、実際の経験を基に応えていきます。

住宅ローンで重要なのは「信頼」だと知りました。

最後まで記事を読むと、少しでも住宅ローンのハードルが下げられますよ！

転職を伴う移住でも住宅ローンは組めるの？

住宅ローンは安定した職業なら、ほぼ組めます。

でも、移住先で転職すると、住宅ローンが組めるが不安ですよね。

住宅ローンが組めるかどうかは、信頼があるかで決まります。

移住先の職業、またはアナタ自身に信頼があるか。

この記事で確認してください。

住宅ローン審査で重視される3つの基準とは？

住宅ローン審査で重視される項目は、3つあります。

3つありますが、共通するのは「継続的に返済できるか？」

いくら高収入でも勤務先が不安定だと、審査は通らないかも。

あなたなら、どちらにお金を貸しますか？

年収300万円の10年目公務員の方が、毎月コツコツ返してくれそうですよね。

将来、住宅ローンを借りたいと考えている方。

この3つを意識すると、借りれる可能性はグンと上がりますよ。

「転職直後」「転職前」ではローンが通りにくい理由

転職直後や次の職が決まっていないと、住宅ローンの審査は基本的に不利。

さっき説明した、3つの項目を満たしていませんもんね。

1つの目安として、「勤務歴1年以上」があります。

なぜ1年なのか？

それは、源泉徴収が発行されるからです。

源泉徴収からは、以下の内容が分かります。

源泉徴収とみると、正確な年収が分かりますね。

1年間の収入なので、継続性もOK。

雇用形態や勤め先も確認できます。

転職直後だと、せいぜい1ヶ月分の給料明細しかありません。

仮にその月が100万円の収入があっても、他の月が証明できない。

転職前だと給料明細すらありませんね。

なので、転職前後は住宅ローンの申請が下りにくいのです。

安定した収入とは具体的にいくら？

では、安定した収入とはいくらなのか？

それは、購入する住宅の価格によって違いますね。

一般的に収入の30％以下だと、ローンは下ります。

総額3700万円の住宅なら、年収450万円あるとOK。

4300万円以上になると、ギリギリって感じですね。

返済負担率＝年間返済額÷年収×100

移住してすぐに住宅ローンを通すための準備

いくら勤務歴が1年以上必要とはいえ、できるだけ早く借りたいですよね。

移住して1年働き、ローンが下りて家が建つのはさらに1年後。

ローンを組むなら、できるだけ賃貸料金は抑えたいところ。

2年間アパートを借りたら、いくらローンを返せたのか…

住宅ローン申請の準備は、転職が決まってからするものじゃない。

準備は、移住を思いたった今からするものです！

資産が多くても住宅ローンは借りれない？必要な資金

移住を思い立った今からできること。

それは貯金です。

NISAやiDecoの積み立てではダメですよ。

住宅ローンの審査には、現金の貯金額がものを言います。

いくらNISAに1000万あるからと、NISAでは緊急時にすぐ支払えません。

一般人が積み立てるNISAは、すぐに売却するものじゃない。

最低でも15年、理想は老後資金として積み立てるものでしょう。

だからいくら資産を持っていても、現金じゃなかったら意味ないのです。

ローン申請までにいくら貯金するといいの？

貯金額については、明確な基準はないかもしれません。

貯金額の基準として、2つ紹介します。

よく聞く基準は、生活費×6ヶ月分ですね。

生活費が月50万円なら、300万円の貯金があると安心。

500万円という基準は、メガバンクのアンケートを参考にしました。

「家を買うときの貯金額は？」とのアンケートで、「1万～500万円」がもっとも多い結果。

ということは、500万円以上あると家を買ってる多数派より、もっと有利になるってこと。

まぁ幅がありすぎですけどね…

2つの基準から、最低貯金額は生活費×6ヶ月分。

理想は500万円以上ってとこですかね。

生活費を把握する・見直す

すぐにできることの2つめ。

現在の生活費を把握することです。

いいですか？ローンを借りるには信頼がないとダメですよ。

銀行から生活費は月いくらですか？と聞かれるとします。

あなたなら、どちらにお金を貸しますか？

生活費が分かっていたら、自然と毎月の貯金額や返済額も見えてきますね。

理想は各項目の費用まで把握すること。

所長の場合は光熱費や食費、日用品にいたるすべての項目を把握しています。

すべての項目が把握できたら、費用を見直すこともできますね。

少しでも生活費を抑えられたら、貯金にまわせられます。

移住先で目星の土地をみつけておく

ここからは、本格的な準備に突入。

早い段階から、移住先の土地を探すことをお勧めします。

早めに土地を探すと、メリットが多い。

その中でもっとも大きいのが、住宅ローンの大まかな借入額が分かることです。

ここでまた質問。

あなたなら、どちらにお金を貸したいですか？

漠然とお金が借りたい人より、借入額が分かってる人がいいですよね。

しっかり計画を立てている人は、しっかりお金も返してくれそうです。

なぜ土地が決まっていると借入額が分かるの？

土地が決まっていると、大まかなか借入額が分かります。

土地以外の価格は、だいたい分かるからです。

家にかかる費用は、大きく分けて2つ。

家代と土地代です。

みなさん、自分たちが必要な間取りって分かりますよね？

2人家族なら2LDK、子どもが2人いると4LDKでしょうか。

間取りが決まっていると、だいたいの家の価格は分かります。

メーカーに行って見積も作ってもらえますよ。

でも土地が決まっていないと、いくらになるか分かりません。

同じ坪単価でも、広さが違うと数百万ちがう。

広さが同じでも坪単価が違うと、これまた数百万ちがう。

また、造成費用はどれくらいか？

上水は来ているのか？

これだけでもさらに数百万ちがってくるんですよ。

なので、移住を思い立ったら土地を探しに行きましょう。

私は約1年かけて、移住先で土地を探しました。

移住したいって人は、ある程度住みたいところも決まっていますよね？

土地は早いもの勝ちです。

時間があるときに、ぜひ探しに行って下さい！

移住する理由を答えられるようにする

移住を考えている方、あなたはなぜ移住したいのですか？

この質問に明確に答えられると、信頼度は上がります。

移住理由として、あなたはどちらが信用できますか？

私の場合は、海が見える家に住むことが夢。

たまたま妻の地元が海が見えるので、移住を決めました。

両親の近くで子育てをする。

これは明確な理由になると思います。

ローン返済のライフプランを考えてみる

住宅ローンをどう返済していくのか、ライフプランを考えるといいですよ。

現実的なプランを伝えられると、しっかり考えている人という印象がつきます。

主なライフプランはがコチラ。

住宅ローンの返済についてなので、資産中心のライフプラン。

この3つを資料にすると、信頼にもつながるし自分も安心ですよね。

銀行員は、日々何人も住宅ローンの面談をします。

でも、こんな人が多いみたい。

自分の人生がかかる借金なのに、こんな感じ。

そこにプランをバチーンと出せば、そりゃ信頼感がちがいますよ。

素人作成のプランなんで、シンプルで大丈夫。

まぁ、ここまで準備する人はいないみたいだけどw

信頼がある職業について

これから転職するってときに、職業については無意味かもしれませんが。

一応、信頼がある職業を紹介します。

だいたい、この3つの職種が信頼があると言われています。

なんとなく分かりますよね。

教職員も公務員でしょうし、医療職は国家資格もちでくいっぱぐれない。

高収入の有名企業よりも、この3つの職種の方が信頼があるそうです。

その中で医療職が特殊。

医療職は転職しても、勤続年数がリセットにならないケースがあります。

所長は理学療法士なので、このケースに該当。

福岡で10年勤務したので、移住先でも11年目とみてくれました。

理由は全国どこに行っても、仕事内容はさほど変わらないから。

その点でいうと、公務員や教職員は転職のハードルが高いですよね。

移住先でも公務員として働きたくでも、試験や年齢制限があるのかな？

職種は今さらどうにもできませんが、医療職だと住宅ローンのハードルは下がりますよ。

まとめ

今回は移住しても住宅ローンが組めるか紹介しました。

移住先で新築を建てないなら、「今」行動するしかありません。

特に土地は早いもの勝ち。

しかも、最近は住宅価格も恐ろしく高騰しています。

移住を希望し決断すると、人生は豊かになります。

失敗をおせれず、挑戦しましょう！