はい、所長です!
この記事はYouTubeチャンネル【おっさん再起動研究所】のブログ版です。
動画では触れなかった細かい部分や、裏側の話を含めてまとめました。
YouTubeの”補足編”として、読んで頂けたら嬉しいです。
目星の土地が見つかり、今回から「家族説得編」に入ります。
利便性に疑問がある奥さんを、どう説得するか?
住むところじゃなから
▼奥さん
海も好きだけど利便性も大事
うん、いったん忘れよ
▼妻の叔父
絶景ポイントを教えてくれた



【家族説得編】Ep.01スタート!
目星の海が見える土地が見つかる


前回の【土地探し編】Ep.08で、海が見える土地が見つかりました。
今までの土地と比べ、条件もそろっています。
- 景色はバツグン
- そこそこ広い
- 価格も安い
- 造成済み
- 上水も引き込むだけ



ここしかないでしょ
しかし、大きな壁が立ちはだかります。
それが「利便性の壁」
利便性も大事!
地元の人いわく住む所じゃない
移住先は奥さんの地元。
いわゆる、Uターン移住です。
私たちは「海が見える」を優先して土地を探してきました。
が、さすがにこの土地は、利便性がかなり悪いらしい。
住むところじゃないよ
絶景を教えてくれた叔父さんも、この土地は反対。
あの景色は忘れて
私だけなら利便性は関係ありません。
しかし、奥さんが反対なら仕方ない。
この土地の利便性を説明するしかありません。



だってここしかないし
この土地は本当に利便性が悪いのか?
奥さんから「住む所じゃない」とまで言われまたが、
私は少し疑問に思っていました。



利便性はそこまで悪くないのでは?
このとき、利便性は決して悪くないと考えていました。
また、不便と言っているわりに、
実際に住んだ人が周りにいない。
経験者に不便と言われると、それは分かります。
でも、住んだことない人に不便と言われても…
私の地元はかなりのド田舎。
この土地が不便なら、わが地元は陸の孤島です。
まぁそこは、人それぞれの価値観。
しっかり現状を把握して、納得してもらう説明が必要ですね。



意外と山場やな
利便性の現状を説明するプレゼン資料を作成


肌感覚では、利便性が悪いとは思えない。
そこで、数字を使って説明することにしました。
まず、利便性を3つのテーマに分けます。
- 通学について
- 買い物について
- イメージについて
全国規模のデータや実際の生活と比較して、
いかにこの土地が「標準的な利便性」なのか説明します。
ここはあえて、将来の夢は語りません。
純粋に、利便性について納得してもらうことが重要と考えました。



数字はゆるぎない事実
この土地の通学の利便性について


まずは、この土地からの通学について。
わが家は3歳の子どもがいます。
この土地から、小学校に通わなくてはいけません。
結論からいうと、通学の利便性は標準的という結果。
こちらの項目から導きだしました。
- 政府のデータから標準を設定
- 実際の通学と比較
- 比較した通学の中で上位の利便性



本当に標準的だった
1.政府のデータから標準を設定


小学生の通学について、政府から目安が公表されています。
それがこちら。
- 通学距離は概ね4㎞以内
- 徒歩通学の上限は30~60分
この基準を超えると、小学生には不便と言えます。
次に、小学生の理想的な通学をGoogleで検索。
こちらの基準が公表されています。
理想的な通学:1㎞以内・徒歩15~20分
徒歩で1㎞・20分以下だと、利便性が良いといえます。
さらに、文部科学省の通学に関するデータ。
通学の全国平均:片道25分
この25分には、バスや電車の時間を含まれています。
この3つのデータから、標準的な通学を設定しました。
- 徒歩1㎞くらい
- 通学時間20~25分
実際の通学と比較
次は、実際の通学を比較します。
これは私や奥さん、友人、友人の子どもの通学を比較。
| 小学校登校 | 距離 | 徒歩時間 | バス時間 | 通学時間 |
|---|---|---|---|---|
| 所長 | 650m | 13分 | – | 13分 |
| 奥さん | 1.7㎞ | 34分 | – | 34分 |
| 友人子A | 1.2㎞ | 24分 | – | 24分 |
| 友人子B | 950m | 19分 | – | 19分 |
| 友人A | 1.2㎞ | 24分 | 4分 | 28分 |
| 友人B | 1.0㎞ | 20分 | 8分 | 28分 |
ド田舎の私が、理想の通学条件。
街出身の奥さんが、もっとも利便性が悪かったのです。
友人はバス通学で、平均より時間がかかっています。
しかし、歩く時間(距離)は標準的ですね。
確かに小学生時代は、特に不便を感じずに登校していました。
比較結果を奥さんに伝えると、不便だったとのこと。
そう言えば大変だった…
実際の登校を比較すると、私たちは標準的な通学と分かりました。
やはり以下の基準は、良い設定だと思います。
- 徒歩1㎞くらい
- 通学時間20~25分
この土地の通学条件と比較


この土地からの通学を、上記の登校条件と比較しました。
結果は、徒歩時間(距離)は全体の2位。
通学時間は全体の4位でした。
この土地は高台なので、小学校まではバス通学。
なので、通学時間は全国平均より少しオーバーします。
しかし、実際に歩く時間は理想に近い。


以上のことから、この土地から通学は標準的。
歩く時間だけを見ると、理想的な利便性とすら言えます。



本当に標準的だった
この土地の買い物について


次に、この土地の買い物事情について。
利便性を考えると、最初に浮かぶ項目でもあります。
今の家(福岡)では、わりと近くにスーパーがあります。
特に不便とは感じません。
では、この土地はどうなのか?
結果は、こちらも「標準的な利便性」となりました。
ホント?



数字だからホントだよ
政府データによる買い物の利便性


通学同様、買い物にも利便性のデータがありました。
農林水産省・国土交通省の資料です。
- 5分以内:利便性が良い
- 10分以内:標準的
- 15分以上:利便性が悪い
スーパーまで車で5分かからない。
これが利便性が良い基準です。
現在(福岡)、よく行くスーパーまでは車で8分。
不便と感じないのは、標準的な範囲内だからですね。
確かに便利とも思わない
別のスーパーは車で13分、混むので15分以上かかります。
このスーパに行くのは、少しめんどくさい。
政府のデータは、わりと良い感じですね。



いい資料だな
この土地の買い物事情は?


では、この土地の買い物事情はどうなのか?
周辺のスーパーを調べました。
- スーパーA:5分
- スーパーB:11分
- スーパーC:15分
最寄のスーパーは、車で5分。
利便性がいいと言っても良いくらいですね。
その他のスーパーも、車で15分以内に収まっています。
スーパーAは、地域でも評判のスーパー。
この土地の買い物事情は、標準的と言ってもお釣りがきますね。
まぁそうかも…



数字ウソつかない
病院・行政機関・大型商業施設へのアクセス


スーパー以外の利便性も調べてみました。
政府はいろんな資料を公表しています。
- 病院:20~30分
- 行政機関:20~30分
- 大型商業施設:20~30分
病院・行政・商業施設とも、車で20分以内で標準的とのこと。
この土地は3つとも標準的な範囲内でした。
病院や市役所はめったに行かないし、
商業施設も範囲内なので、まったく問題ありませんね。



いたって標準的な土地
この土地のイメージについて


最後はこの土地のイメージについて。
「利便性と関係あるの?」と思いますか?
この土地は奥さんの地元。
なので、親戚一同この土地には否定的です。
住むところじゃないかも…
ここで私の仮説。
「利便性は標準的」が通学・買い物の説明で証明されました。
ということは、親戚一同はイメージで利便性を話している?
そこで、イメージの原因を調べて見ました。
イメージは幼少期?地元民が経験する試練
この土地の地域は、地元の小学生にとっては試練の場。
それは、鍛錬遠足のゴールだからです。
幼いときに、イヤなほど登らされた場所。
大人になって不便というイメージが付いても、おかしくありません。
普通、鍛錬遠足のゴールに住まないでしょ?
さらに気象がからむ通学事情。
この地域は九州ですが、冬には雪が積もることもあります。
中心地は積もらないけど、ここは積もるって感じ。
雪が積もったら、通勤通学はかなり不便です。
実際に小学生時代、数時間かけて歩いてきた話があるそう。
あれは可哀想だった
しかし、この通学は1年に1回あるかないか。
印象が強すぎて、ずっと頭に残っているんでしょう。
この地域のイメージは、幼少期の経験にあると思いました。
だって、それ以外に無いんだもの。



おそらく間違いない
イメージの原因は急な勾配?
イメージの原因は、何となく検討がつきました。
それは、急な勾配です。
この土地は高台にあります。
諸悪の根源は、高台まで登る急勾配。
これが、利便性のイメージを悪くする原因だと感じました。



これしかないよな
勾配の傾斜を示す基準
坂の勾配を調べたら、以下の基準がありました。
- 勾配1%前後:ほぼ平坦
- 勾配5%前後:ゆるい坂
- 勾配10%以上:急な坂
勾配1%は、100㎝ごとに1cmの高低差。
歩いても坂道とは感じません。
勾配5%になると、坂道と感じます。
住宅地の緩い坂ってイメージ。
勾配10%以上になると、急な坂と認識。
15%になると、めちゃくちゃ急な坂道ですね。
この土地の勾配は15%くらい


私調べによると、この土地へ続く坂道の勾配は15%。
めちゃくちゃ急な坂道の上にあります。
そりゃー、すごく不便な土地ってイメージがつきますよね。
しかし、ここて注目ポイント。
この土地は最寄りの駅から、車で5分のところにあります。
確かに坂道は急ですが、車だとまったく問題なし。
むしろ、この辺りの自治体では利便性がいいとも言えます。



田舎は車社会だしね
Ep.01|家族説得編の総括
以上がEp.01|家族説得編の話となります。
この土地の利便性は、標準的という説明で落ち着きました。
利便性、悪くないかも…



キター!
小学校への通学も標準的で、実際に登校していた実績もある。
買い物やその他の利便性も、いたって標準的でした。
この土地が不便と感じるのは、イメージの問題。
イメージの原因だった勾配も、車社会には関係ありません。
車が運転できなくなったら?
まぁくると思った「運転できなくなったら問題」。
次回はその質問に答えるべく、30年後の不動産価値について説明します。



ありがとうございまいした!
- 【Ep.01】海が見える土地探しを始めました|土地探し編
- 【Ep.01】海が見える土地の利便性を説明する話|家族説得編
- 【Ep.02】30年後の不動産価値を考えた話|家族説得編(次回の話はコレ)
- 【Ep.01】海が見える土地探しを始めました|土地探し編
- 【Ep.07】一気に海が見える土地を見学した話|土地探し編
- 【Ep.08】気になる土地の条件を確認した話|土地探し編








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