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【Ep.01】海が見える土地探しを始めました|土地探し編

はい、所長です!

この記事はYouTubeチャンネル【おっさん再起動研究所】のブログ版です。

動画では触れなかった細かい部分や、裏側の話を含めてまとめました。

YouTubeの”補足編”として、読んで頂けたら嬉しいです。

【Ep.01】スタート!

Ep.01の登場人物

家2回建ててるからね

友人:小さい頃からの友人。

移住先にたまたま居て、いろいと手伝ってくれます。

ホントに買い手はいたんだよ

〇〇不動産:最初の土地の管理会社

決して悪い人ではありません。

嫌な客はこっちからお断り

地場ハウスメーカー:最初に訪れたメーカー

今後、付き合いが続きます。

変な土地ばっかり探すな

お姉ちゃん:大手ハウスメーカー勤務の実姉

頭が上がらない

目次

海が見える家に住みたい理由

所長の出身はちょー田舎で、前には海・後には山みたいな場所で育ちました。

なので、子どもが生まれて何となくこんな思いが。

将来は海が見える家に住みたいな〜

所長は今(2025年現在)、福岡に住んでいます。

福岡も海に面しているけど、今の家は海なんて車で2時間。

めちゃくちゃ遠いんですよ…

そんでもって、わざわざ海を見に行くことはしない。

海!海!海!ってワケじゃなく、家からぼ〜っと海が見れたらいいなぁっと。

海が見える家に住みたい理由は、何となくいいだろうなぁ〜ってくらい。

そんな感じで、海が見える土地探しが始まりました。

たまたま奥さんの地元が海の見える場所だった

海が見える家に住むには、海が見えるところに住むしかない。

パッと思い浮かんだのが、奥さんの地元。

海が見えるし実家もある、いっそのこと移住してもいいじゃないか?

正直、福岡にずっと住みたいワケじゃなかったので、すんなり移住の話は進みました。

所長の地元は田舎すぎるし、奥さんの地元の方がいろいろ生活しやすそうだし。

そして2024年12月ごろより、何となく「移住しよう」と家族でまとまりました。

地元にはずっと帰りたかった

子どもが3歳なのも移住の理由

子どもが生まれて、もうすぐ3歳になります。

通っている保育園では3歳になると、制服がいるんですよ。

なので、どうせなら制服を買う前に移住しようとw

もったいないしね。

大きな理由としては、子どもが可哀想だなと思いました

今は2歳で楽しく保育園に通っていますが、大きくなってからの移住だとさすがに可哀想。

今ぐらいだと、まぁ移住先でも楽しく通ってくれるかな。

奥さんの実家もあるので、身寄りがない今よりも安心ですしね。

たまたま友人が奥さんの地元に住んでいた

所長の昔からの友人が、たまたま奥さんの地元に住んでいました。

これが、移住の準備を始められた大きな要因

前々から、移住の話はしてたんですよ。

友人が軽い感じで、

土地探しとくで

その時は、よろしく〜とこちらも軽い返事。

そして2週間後の飲み会で、

土地あったで

いくら何でも早すぎでしょw

でも、このスピード感が移住の準備を本格的に始めるきっかけになりました。

【Ep01】最初の海が見える土地

友人があっという間に見つけてきた、最初の海が見える土地。

それが、真正面に海が見える、まさに理想的な土地でした。

初めて土地を見に行ったので、この時は何にも分かっていません

ただロケーション抜群で、敷地面積220坪という広大さにテンションが上がっていました。

どう?

サイコー!

サイト情報と見た目の敷地面積に違和感

不動産サイトには、敷地面積が220坪とありました。

でも、見た感じはけっこう狭い。

どー見ても220坪あるとは思えない。

まぁこの時は、坪数の感覚もなかったんですけどね…

思ったより狭いな

友人は家持ちなので坪数感覚あり

何気なく横を見ると、下にも敷地が。

まさか下も含まれてる

確実に入ってるねw

なんなら下の敷地の方が広いのです。

1段目から降りる階段はなく、2段目に行くには一旦道路に出るつくり。

まさに狭い土地の畑って感じです。

地目も畑なんですけどね。

地目:土地の種類

この頃、所長はハーブを作りたいと思っていたので、段になった土地を全く気にしませんでした。

ハーブ作りたいしOKw

初めての土地を見て妄想が止まらない

初めての土地を見て、ロケーションと敷地面積に大興奮。

この時すでに、溢れんばかりの妄想をしていました。

あんだけ敷地あったら半農いけるやろ

半農:本業のかたわら収益を目指す農家

ハーブを作って副業にしたろ

所長はハーブを栽培して、副収入にならないかと妄想していました。

単純にハーブは需要があると思っていたんですね。

今も思ってるけど

テレビでハーブが高値で取引されてるのを見ました。

本格カレーブームの中、珍しいハーブを栽培したら売れるんじゃね?と。

鉱山に金が出たら、金を掘るよりスコップを売る感じですね。

そもそもハーブを使った料理も好きだし、これはいけると思いました。

チャットGPTであれこれ調べだす

この頃より使っていたチャットGPTで、いろいろ調べ始めます。

調べた内容
  • どんな種類のハーブが収益が出るか
  • ハーブが育つ環境とは?
  • コスパのいい作付け面積

ここまでは可愛いもんなんですよ。

所長は妄想し始めたら止まらないので、ワケの分からんことまで…

妄想に溺れた内容
  • 事業所得にできるか?
  • 水道代は経費になるか?
  • 部屋の一部を事務所にできるか?
  • 社長になれるか?

アホでしょ?

30代のおっさんって、経費や社長って言葉に一度は憧れますよね。

妄想が行きすぎて、この時はすでに「〇〇ファーム」という屋号までありました…

ちょっと引くわ…

管理している不動産会社に問い合わせ

約1ヶ月ひたすら妄想し、焦りが出てきました。

こうしている間に誰かに取られたら…

不動産会社に連絡って、最初はかなり緊張するんですよ。

相手にされるかな?という不安があり、なかなか問い合わせできなかった。

でも、買うには問い合わせするしかない。

勇気を出して電話しましたよ。

仕事中に。

まさかの3段目が登場

不動産屋に電話すると、思いもしなかった事実が。

3段あるから家庭菜園にいいよ~

3段…?

なんと、2段と思っていた土地が3段だったのです!

220坪ってめっちゃ広いんですね…

後日、また土地を見に行くと、本当に3段。

しかも、3段目に入る道がないんですよ…

2段目は木製のスロープが設置されてるけど、3段目にはない。

でも、所長はこんな調子。

まいっか

妄想で〇〇ファームの社長になっていたので、むしろ畑が広がってラッキー程度。

適当にブロックで階段くらい作れるだろうと思っていました。

Ep.01の主題【擁壁問題】にぶちあたる

海も見えて畑もできる。

サイコーの土地だなって思っていました。

そんな時、友人がポロリ。

あの土地、家建つの?

へっ?

友人曰く、あの石垣の上に家が建つとは思わないと。

この時はまだ知らなかった、擁壁問題の勃発です。

敷地の下が石垣だった

3段の土地だけど、家を建てるのは1段目と思っていました。

でも1段目を支えている壁が、石だったんですね。

よく考えると、この上に家が建つって怖すぎる…

こんなん最近の大雨でいっきに崩れそうですもん。

これは無理だろ…

不動産屋に家が本当に建てられるのか確認

さすがに家が建たない土地は売らないだろうと、不動産屋に確認。

大丈夫、建つよ

そぉ言うならいいか…

不動産屋曰く、石垣から一定以上離すことで建築は可能とのこと

この時、初めて「がけ条例」を知りました。

ハウスメーカーで擁壁の必要性について考える

家は建つと言われたけど、どこかしっくりこない。

なので、今度はハウスメーカーを訪ねてみました。

大手ではなく、地場で有名なハウスメーカー。

大手は高い印象しかない

そこで土地の写真を見せて、本当に建つのか聞いてみました。

建つには建つよ

やっぱり建つんだ

最近の法律は厳しいと思っていたけど、

あの石垣の上でも、家は建つとのこと。

でも…

不安じゃない?

そう!ここで何となくあったモヤモヤがパッと晴れる。

「家が建つ=安心」ではない。

建ったとしても、めちゃくちゃ不安!

崖(石垣)から一定数距離を話すと、条件的には建てることが可能。

詳しくは→【参考費用公開】擁壁が必要な土地とは?がけ条例に基づく条件

石垣の高さが2mあると色々ややこしい

石垣が不安なら、工事をして擁壁にするしかありません。

ただ、2m以上になる石垣(その他崖)だと、申請やら費用やらが大変。

ここ何mあるの?

2m以上あるとめんどくさいよ

この時は、まだ測っていませんでした。

石垣は上からしか見てなかったけど、2mもなかったと思う。

多分、腰の高さくらいかな?

石垣の高さを測った結果

ハウスメーカーを訪れ、改めて石垣の高さを測りに行きました。

私の目視では、おそらく腰くらい(1m)の高さ。

2m20…

余裕で2m超え

何なん?腰の高さってw

確かに腰の高さだったはずが、見に来るたびに高くなる石垣。

おかしいなぁ…

素人ながら造成方法を考えてみた

2mを超える石垣なので、安心な家を建てるには擁壁が必要。

でも、2m以上の擁壁は現実的じゃありません。

費用的に無理だろね

それならば、2mを半分にするのはどうか?

すると、擁壁部分は半分になり、1段目の敷地はもっと広がります。

一石二鳥で、我ながらいいアイデアと思いました。

これいけるっしょ!

ハウスメーカーに造成のことを相談

素人考えなので、専門家に意見を聞きます。

うん、すごい造成

お金かかるし1段目もそんなに広くならないかも

2m以上の石垣を一旦壊し、擁壁を設置する。

これだけでも、相当な費用がかかるとのこと。

さらに、造成した割にはそんなに敷地も広がらない。

これだと、考えた造成方法はダメですね…

実際に外構工事の会社に問い合わせたところ、外構工事の域を超えるので断られました。

これくらいになると、専門業者に当たるしかありません。

ここで不動産屋から催促の電話

あの土地が欲しい、でも造成が現実的じゃない…

いろいろ考えている時に、不動産屋から電話がきました。

他にも欲しいって人がいる

でもアナタが優先だから

良かった…

海が見えて家庭菜園ができる、やはり他にも欲しい人はいたか。

でも、所長が先に連絡したのでコチラが優先。

だから、1ヶ月以内に決めてね

マジかよ…

電話の内容は、他に欲しい人がいるから1ヶ月以内に決めること。

買うなら手付金(数十万円)を払うこと。

買わないなら、他の人に譲ること。

以上を1ヶ月以内で決めろとのことでした…

不動産屋に不信感を抱く友人

1ヶ月以内に買うかどうかを決めないといけない。

買うとなれば、手付金として数十万円を用意しなければいけない。

友人に相談しました。

本当に買いたい人いるのかな?

まぁお前も欲しいくらいだから、いるのか…

不動産屋に不信感を抱く友人。

でも、いると言われれば信じるしかない立場でもあります。

マジでどーしよ…

【姉の疑問】そもそも農地転用できるのか?

実家に帰省している時に、姉から土地を買うのか?と聞かれました。

アンタ土地買うってね?

お姉ちゃんに見せなさい

姉は大手ハウスメーカー勤務。

そして30後半にもなる所長ですが、姉には頭が上がりません。

何この土地?

あー怒られるトーン

ここ畑よね?敷地面積は?

220坪…

それ農地転用できるの?

え?できないの?

農地転用とは、地目が畑の土地を宅地に変える手続き。

畑のままだと、家を建てることはできません。

農地転用をするには、いくつかの条件をクリアする必要があります

姉曰く、もしかしたら出来ないのでは?とのこと。

そんな土地を売るワケないよな…

改めてハウスメーカーに確認すると、大丈夫とのことでした。

あ〜うん、まぁ大丈夫

農地転用の条件は、自治体によって異なります。

姉は他県なので、移住先の条件とは違ったのでしょう。

ただ、その条件もどうにでもなる印象。

ハウスメーカーの返答がそんな感じでした。

農地転用について詳しくはコチラ。

【実例あり】農地転用の条件とは?一般ルールと自治体ルール

そして、姉の一言で最初の土地を諦める

土地の説明、今の状況を姉に伝えました。

そして、一言。

買うな

この一言で、所長は初めての土地を諦めました。

しゃーないな

お前の姉ちゃん怖ーもん

友人は小学校時代、掃除班長だった姉からしこたま怒られてる

まーまた探しとくわ

いろいろスマンな!

Ep.01の総括

以上がEp.01の話になります。

たまたま幼なじみの友人が移住先にいて、土地を探すきっかけを作ってくれました。

友人がいなかったら、移住はなかなか進まなかったでしょう。

そして結果として、この土地は買わなくて良かった。

今考えると、あり得ない土地だったなとw

姉には頭が上がりませんが、ハウスメーカーの身内がいるのは心強い。

あれから1年経った現在も、この土地に家は建ってません

移住はとてつもなく労力と精神面が必要です。

でも、もっとも大切なのは、最初の1歩

しかも最初の1歩には、労力も精神面も不要!

ただ行動すればいいのです!

最初の1歩さえ踏み出すと、あとは自然に行動が続きます。

もし移住したい、悔いのない人生を送りたいと思っているなら、最初の1歩を踏み出しましょう!

ありがとうございました!

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